令和元年という記念すべき年に私たちが常日頃から心がけている徹底した衛生管理を評価いただけたことが、とても嬉しく思います。

馬肉は、他の食肉と比較しても体温が高く、菌の繁殖しにくいので生食でも安心といったことをよく見聞きします。

もちろん間違ってはいませんが、それはあくまでも『きちんと衛生管理をしたら』という大前提があってこそだと考えています。

当サイトでも、さんざん言っていますが、（過去記事：残念ながら馬刺しはオトナの食べ物です）生食でも安心とはいえ、お客様の体調によっては、リスクはゼロではないという認識を持って、皆さんに安全な馬刺しをお届けできるよう徹底した衛生管理をこれからも続けていきます。

今回の受賞は、当店を含めて熊本市からわずか2店舗しか選ばれませんでした。

とても厳しい審査であり、一年を通じて定期的な調査が行われます。ただ、最低でもこの基準は守ってくださいね…というものについては、どの飲食店さんでも一生懸命に取り組んでいらっしゃると思います。

当店では、店内で提供する馬刺しと通販で発送する馬刺しのグレードこそ同じではありますが、そこにかける衛生管理については別々の考え方を持っています。

それは、調理器具です。

どんなに馬刺しに菌がなくとも、まな板や包丁など馬肉をカットする調理器具に菌が付着していたらどうしようもありません。

九州では、梅雨入りしましたので、これからさらに注意しなければならない季節になってきます。

下処理をおこなう環境や器具、保管方法、発送までの手順などなど、これまで以上にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

そして、『お中元には馬刺しよねぇ』という文化が広まってくれると嬉しいなぁと思っています。