2015/08/07 02:00
馬刺しは醤油につけて食べるのが有名です(それ以外にあるのだろうか?)
その醤油も熊本では甘味のある醤油が一般的です。
魚の刺身には、わさびや大葉など薬味を入れて楽しむ人も多いですが、馬刺しも様々な薬味で楽しまれています。
では、どんな薬味で楽しまれているのでしょうか?
一般的なのは、「しょうが」です。
ショウガ科の多年草で野菜、生薬として親しまれています。日本には奈良時代に中国から伝わり栽培されたそうです。(Wikipedia調べ)
しょうがの香りとあっさりとした風味は、九州の醤油にもサシのはいったトロ馬刺しにも相性抜群です。
ショウガと合わせて人気の「にんにく」は、生のにんにくをすりおろして馬刺しに直接乗せたり、醤油に溶かしたりして楽しまれています。ネギ科の多年草で球根を食用、香辛料、生薬として親しまれています。肉の臭みを消したり料理の香つけに使用されます。(Wikipedia調べ)
元々高タンパク低脂肪のヘルシー馬刺しに滋養強壮のにんにくでダブル元気!といったところでしょうか。夏はにんにくですね。
ショウガとにんにくを同時に楽しむ方も多いです。
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馬刺ツウは「一味とうがらし」
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唐辛子はナス科トウガラシ属の多年草の果実で食用や香辛料として使用されます。その唐辛子を乾燥させてすりつぶしたもので、一味唐辛子をベースにその他の香辛料を加えたものは七味唐辛子と呼ばれます。(Wikipedia調べ)
九州の甘口醤油に少し多めの一味とうがらしでピリッとしつつも爽快で旨みのあるトロ馬刺しには最高の相性です。
さらに、玉ねぎを巻いて食べるのが格別なのです。千切りにした玉ねぎを水にさらして辛味を抜いたものをトロ馬刺しで包み込んで食べるのです。トロ馬刺しのトロッとした食感の中にシャキっとした歯ごたえがよく、トロ馬刺しのようなサシの多い馬刺しでもあっさりと食べられます。
新玉ねぎの季節には甘味も追加され、ピリッとしてさっぱりして甘味がひろがってと何重にも旨みが口の中に広がります。
たまらんのです。
個人的には、やはりショウガとおろしにんにくが好きですが、玉ねぎは欠かせません。
最初は醤油だけ。
次にショウガとにんにくを半々で。
そして玉ねぎを巻きながら。
と最後まで様々な食感と味わいを楽しみながらビールや焼酎で楽しむのが好きです。
是非、様々な薬味をお試しください。