2015/07/22 01:10
「肉を生で食べる」
ということに抵抗を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、馬肉は牛肉や豚肉といった家畜と比べると体温が5度から6度高く、雑菌の増殖や寄生虫が住みにくいのです。しかも食中毒の原因ともいわれるO-157やO-111などは牛や羊、鹿の腸内に生息するのか特徴ですが、馬には生息できないのです。抗原度も低い上に牛や豚と比べてもアレルギーを起こしにくいので安心して召し上がっていただけます。
食肉の中でも最も安全なのが馬肉なのです。
2011年からは厚生労働省から流通過程で馬刺しを冷凍処理することを指示され、さらに安全に召し上がっていただけるようになりました。
この冷凍処理は、ごくまれにみられる「ザルコシスティス・フェアリー」を完全に死滅させることが目的です。
馬刺しは魚介と同じく鮮度が命です。
空気に触れることで鮮度や色が変化します。新鮮な馬刺しほど赤身がかったピンク色をしています。
冷凍処理をすることにより、新鮮に保たれた馬肉を正しく解凍することで安全に美味しく味わうことができるのです。